- 初めての予防接種に受診されるご家族へ
- 生後2か月を過ぎると、定期接種(公費負担のため無料)である5種混合ワクチン、肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチンから予防接種が始まります。 その種類の多さと接種間隔の複雑さに悩まれているご家族も多いと思います。
- 当院では定期接種の接種漏れがないように、日本小児科学会の推奨に準じて標準的な接種スケジュールを作成していますので安心して受診して下さい。
- 予防接種スケジュールに関して
- 当院では、主に以下の2パターンの接種スケジュールをご用意しています。
(ご希望に応じて、他のスケジュールでも接種可能です)
時間の余裕がある方は、受診までにご希望の接種スケジュールを少し検討してみて下さい。
なおご不明な点等は当日スタッフが相談させて頂きますので、安心して受診して下さい。 - ① 同時接種が多く受診回数が少ないパターン(通院回数が少ない方がいい方にお勧め)
② 同時接種が少なく受診回数が多いパターン(同時接種の本数が少なめがいい方にお勧め) - 同時接種に関して
- 日本の赤ちゃんが1歳までに接種可能な主なワクチンは5~6種類あり、総接種回数は12回以上になります。もともと種類や回数が多い上に、各ワクチンには3~4週間以上あけるなど決められた接種間隔があり、その間に発熱を繰り返して次のワクチンがなかなか接種できなくなることも少なくありません。
- そこで有効なのが同時接種であり、日本小児科学会も推奨しています。同時接種は必要な免疫をできるだけ早くつけて子どもを守るために重要なのはもちろん、通院回数を減らし保護者の負担を減らすこともできます。また予防接種スケジュールが単純になり、接種忘れが減る(接種率があがる)という意味でも非常に重要です。
- 当院でも同時接種を推奨していますが、ご希望に応じて接種本数を抑えたスケジュールも用意しています。どうぞお気軽にご相談下さい。